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嘉徳香港2019秋季オークション　総合落札金額6.17億香港ドル

2019-10-14

嘉德香港2019秋季オークション盛況のうちに閉幕

総合落札金額6.17億香港ドル

14點の作品　落札価格が1千萬香港ドル以上に

春季オークションより66%増加

オークション動畫

嘉徳香港2019秋季オークションは12のテーマオークションに分けられ、総落札金額が6.17億香港ドルに達し、春季オークションより66%増加しました。初日から14點の作品が高額落札続出で良い成績を収めました。

嘉徳（香港）の胡妍妍総裁は以下のような言葉を述べました。

「各オークションシーズンは獨特で、この秋は特に忘れられないです。嘉徳の皆さんの黙々とした努力のおかげで、今回の作品は高い品質(zhì)とそれに見合う価格でコレクターの愛顧を得ることができ、良い成績を収めました。奈良美智の『ミッドナイトのヴァンパイア』と張大千の『白雲(yún)堂図』は合計3,715萬香港ドルで成約されました。後者は同作者の世界オークション記録を成し遂げました。4.58カラット天然カラーのピンクダイヤモンド指輪は2,539萬香港ドルの値をつけました。劉野の『バランスの消失』は2,200萬香港ドルで成約されました。隋時代から初唐時代までの白釉蓮臺獅子像の成約額は2,143萬香港元となりました。コレクターの皆さま、おめでとうございます。ご関心と応援を下さった皆さまにも感謝しております。」

オークションは初日である10月7日から始まり、磁器、油絵、家具の3つのカテゴリーを含め、10回のセッションは総合的に素晴らしい成績を収めました。朝の第一回「応物希古——中國古代陶磁器」セッションにて、5點の作品は隋時代から初唐時代までの白釉蓮臺獅子像で、500萬香港ドルからスタートしました。激しい33回の入札を経て予想の３倍を上回る2143萬香港ドルの高値がつき、それによって秋のオークションシーズンが華々しく開幕しました。「古道新輝——香港鄧氏家族舊蔵民國磁蕓」セッションにて22點の逸品は全て成約され落札率が100％になりました。観古セッションの中で、日本の「懐玉印室」小林斗盦氏のコレクションセッションで、高古印璽八方合は19件の作品が全て取引されました。その中でも、淡青白玉覆闘印「宋嬰」と印譜はさらに717萬香港ドルで成約され、かなり喜ばしい成績となりました。磁器と工蕓品の6つのセッションは合計1.69億香港ドルを獲得し、この分野における7年間のうちで最高の出來高となりました。

午後から開催された「アジア二十世紀及び現(xiàn)代蕓術(shù)」セッションでは、前回と同様良い成績となりました。成約率が78%に達し、総取引額は1.61億香港ドルで、7年以來のシングルシーズンの最高の出來高となりました。その中でも、奈良美智の『ミッドナイトのバンパイア』は3,715萬香港ドルで取引が成立し、初日の最高値を記録しました。李真の「大士騎龍」は1,119萬香港ドルで成約され、蕓術(shù)家の世界競売記録を樹立しました。夜の2回の家具セッションでは総成約額が5,600萬香港ドルに達しました。その中で、明黃花梨四足テーブルは激しい競り合いを通じ、200萬の予想最低価格から、最終的に1,913萬香港ドルで成約されました。

10月8日の書畫寶石分野は全部で3つのセッションが開催されました。書畫分野の「白雲(yún)堂蔵珍」セッションにて最も人目を引いたのは、張大千が1949年に武漢で親友の黃君璧へ贈呈した2點の作品です。現(xiàn)場と通話での入札者たちは誰も落とせず、2點の作品はすべて予想を大幅に上回る高値がつきました?！赴纂?yún)堂図」は3,715萬香港ドルで張大千手巻きの世界記録を樹立?！更S君璧へ「才子英雄」行書連」は889萬香港ドルで張大千の作品で連続した世界記録を作りました。この2點の作品は過去に離れ離れになったことがあったが、半世紀後の嘉徳で揃い、更に同コレクターに2點合計4,604萬香港ドルで成約されました。書畫分野の2つのセッションは成約額が共に1.55億香港ドルで、成約率が86%に達しました。